以前の記事で他のごはんからMazuri(マズリ―)ペレットとシードブレンドを併用した栄養バランスがとれたメニューへの切り替えスケジュールを記載しました。今回は特にシードをメインに与えている方に対して書いていきます。

栄養の専門家のお話では、鳥たちが大喜びで食べるシードだけの食事は、人間でいうと「毎日フライドポテトを食べている」ようなものと言います。
今回は、愛鳥に長生きしてもらうための理想的な食事バランス(フードピラミッド)と、安全にフードを切り替えるステップを分かりやすく解説します!
1. なぜ「シードだけ」の食事はNGなの?
鳥にとってシードは美味しく、大好きなごちそうです。しかし、シードを主食にすることには以下のような大きなリスクがあります。
- 脂肪分が高すぎる: 肥満や「脂肪肝」などの病気を引き起こす原因になります。
- 栄養の偏り: 成長や健康維持に欠かせない「ビタミンA」や「カルシウム」などが圧倒的に不足しています。
事実、シード主体の食事はペットの鳥の死亡原因のトップを占めており、ストレスによる毛引き(自分で羽を抜いてしまう行動)にもつながると言われています。
2. 理想のバランス!「愛鳥のフードピラミッド」
愛鳥の毎日の食事を考えるときは、以下の「ピラミッド」を意識してみましょう。
フルーツをあげる時の注意点
リンゴ、プラム、モモなどの「種や芯(ピット)」は鳥にとって有害です。新鮮な野菜や果物はしっかり洗い、必ず種を取り除いてから与えてください。
おすすめのエンリッチメント:キビ穂
茎がついたままの「キビ穂」を止まり木の近くに吊るしたり、手から直接あげたりしてみましょう。鳥本来の「自分で探して食べる(採餌)」という本能を満たし、退屈しのぎやストレス解消にぴったりなおやつになります。
3. シードからMazuriペレットへ!失敗しない「10日間切り替え法」
急に食事をすべてペレットに変えてしまうと、鳥が食べ物だと認識できずに餓死してしまう危険があります。時間をかけてゆっくり、段階的に移行していきましょう。
基本の10日間スケジュール
- 1日目: シード 90% + Mazuriペレット 10%
- 2日目: シード 80% + Mazuriペレット 20%
- (毎日シードを10%ずつ減らし、Mazuriペレットを10%ずつ増やす)
- 10日目: Mazuriペレット 100%
※もし愛鳥が初日からペレットを嫌がらずについばむようであれば、このスケジュール通りに進めてOKです。
切り替え中の「要注意サイン」と対処法
もしペレットを拒む様子があれば、無理をせず移行期間を延ばしてください。
切り替え中は、愛鳥の「体重」と「フン」を毎日しっかり観察しましょう。
- 危険なサイン(食べていない証拠):
- 体重がみるみる減っている
- フンの量が減り、色が「濃い緑色(絶食便)」になっている
- 対処法: 一度「シード50%:Mazuriペレット50%」の割合まで戻し、そこから体調を見つつ再スタートしてください。
- 安心なサイン(しっかり食べている証拠):
- Mazuriペレットをしっかり食べていると、フンの色は「茶色っぽい緑色」になります。
まとめ:正しい食事で、愛鳥と長く健康な毎日を
鳥たちの食事を変えるのは根気がいる作業ですが、その一歩が愛鳥の寿命をのばし、美しい羽ツヤを保つことにつながります。
「うちの子の食事、これで合っているかな?」
「ペレットをどうしても食べてくれない…」
そんなときは、上記を参考にしていただきまして、食事の内容を調整してみてください。それでも解決しない場合は、一人で悩まずに鳥の専門家や獣医師に相談してみてはいかがでしょうか。
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※本記事は、Mazuri®公式サイトの公開情報を基に、当ブログが日本の飼育者向けに分かりやすく要約・編集したものです。

